生産者と加工業者で同じ世代として牛乳業界で頑張る

サトウキビ畑の居並ぶ中に知名牧場はあった。
太陽のように明るい奥様のそばで優しく笑う知名さんは、さしずめ夜を優しく照らす三日月のような方だった。

「この仕事は28歳から。」

始めたきっかけは、お父さんが和牛を飼育していたことだそうだ。

その前は薬品会社などで働いていたが、当時の和牛ブームもあって家業に就いた。

大変だったことは?
「台風で牛舎が飛ばされたときかな。当時はとっても大変だった。あとは牛のお産。真夜中の場合や連続するときは体がもたないときもある。でも、産まれそうだと分かっていたら帰れないからね。」

楽しいこと、嬉しいことは?
「最近孫が生まれたこと。牛とは関係ないけど、家族がいるから頑張っているからね。本当にかわいいさ」
孫の話をするとき、人は皆一様には願するが、月のような知名さんも満面の笑みだ。

今後の目標について
[後継者がいないから、できるだけ長く続けたい。もし、やりたいという人がいるなら応援するよ。」

消費者の皆さんへ
「毎日飲んでほしい!あと、県産メーカーの牛乳を飲んでほしい。」

宮平乳業へ一言
「今度、工場見学させてください!」
「牛乳を使ったチーズのレシピ教えてください。」