01.農場・生乳収集
しぼりたての新鮮な生乳はすぐに冷やされます。牛からしぼったままの牛乳の状態を生乳といいます。
牧場から新鮮な生乳をタンクローリーで集乳します。
02.生乳検査・生乳の清浄化
集乳した生乳を抗生物質や細菌、アルコール検査などあらゆる角度から検査します。
クラリファイヤーという清浄機で生乳の中に混入した不純物を遠心力で連続的に取り除いてきれいにします。
03.生乳貯乳・均質化
清浄された生乳は殺菌などの処理を行うまで新鮮さを損なわないようにいったん貯乳タンクに運ばれて、2度〜5度に冷やされます。
おなかの中で消化されやすくするためと、クリーム分離しにくくするために、ホモジナイザーという機械で生乳に強い圧力をかけ脂肪の粒を細かくします。
04.殺菌
超高温短時間殺菌
130度の高温で2秒間加熱して殺菌するのが高温殺菌です。短時間の殺菌のため風味、性状、栄養価面ではほとんど変わりません。すばやく多くの生乳を殺菌する事ができます。
低温保持殺菌
65度の熱で30分間じっくりと温めて殺菌します。低温殺菌だから、カルシウムやビタミン、たんぱく質などの大切な栄養を失わず殺菌できます。
05.サージタンク
殺菌が終わった牛乳は、充填の処理を行うまで、新鮮さを損なわないようサージタンクへ運ばれ2度〜5度に冷やされ保管しておきます。
06.充填・包装
殺菌され、冷やされた牛乳は、きれいな空気の中で紙パックや牛乳ビンに詰められます。
ビン詰め
ビン充填機で毎時10,000本のスピードでビン詰めします。
パック詰め
充填機全体が無菌状態になっているパック充填機で毎時6,000本のスピードでパック詰めします。
07.製品検査・冷蔵
皆様においしく飲んでもらえるように、出荷前に殺菌検査や製品成分検査といった厳しい最終検査を行います。
検査された牛乳は運搬用のケースに詰められて、5度以下の部屋で保管されます。
08.出荷
冷蔵車でお店や学校に配送されます。いよいよ皆さんのところへ到着です。
フレッシュなおいしさを毎日のテーブルへお届けします。